ベンチプレス100kgあげるために本当に必要な3つのこと フォームやサプリじゃない！

が好評だったので、僕がベンチプレスのMAXを上げるために何をしたのか。何が大事だったのか。というところをもっと詳しく書いていこうと思います。

今回は、一番多くの人が気になっているであろう【ベンチプレスMAX100kg】を目指すために何が一番必要なのか、というところについて、詳しく書いていこうと思います。

ベンチプレス100kgといえば、日本人の1％しか挙げられないと言われている重量。

おれ、実はベンチプレス100kg挙げられるんだよね～って自慢できるようになる重量。

そのため、筋トレをしている多くの人が、ベンチプレス100kgを目指していると思います。

僕自身長く筋トレをやってきましたが、一番嬉しかった瞬間はやっぱり【ベンチプレス100kg】を挙げられたときでした。

これでやっと3桁だ。自慢できる！Twitterにかける！俺スゲー！！！！って思って、一日中ニッコニコでしたね。

というわけで筋トレ初心者における登竜門であり、挙がるとめちゃくちゃ嬉しいベンチプレス100kgを挙げるためにはどうすればいいか、書いていこうと思います。

この人がベンチプレス９５ｋｇとからしいね

ベンチプレス100kgは全然難しくない！

まずはじめに認識しておいてほしいことは、筋トレ界では「ベンチプレス100kg」というのは特別でもなんでもない、ということです。

筋トレに対してある程度真面目に取り組んでいる人なら絶対に挙げられる重さであるし、言い換えればどんなに筋トレが向いていない人でも、本気で努力すれば必ず達成できる重さだと思います。少なくとも僕の部活での経験則では、本気でやって100kgが挙げられない人はいませんでした。（女性となると少し話は違ってきますが）

そのため「初心者だから100kgは荷が重いや・・・」とか、「俺には絶対ムリだよ・・・」なんて思わず、とりあえず目指して見るべきでしょう。

逆に言うと、ベンチプレス100kg程度なら、マニアックなトレーニングメニューを組まなくても、プロテイン、サプリメントに凝らなくても達成可能だということです。

ベンチプレス100kgを達成するために必要なことはむしろ、メニューや食事、サプリメントなどではなく「心構え」や「追い込み方」にあります。

一番大事なことは食事でも筋トレメニューでもない

繰り返しますが、ベンチプレス１００kgというのは「脱初心者」のラインです。

このレベルから、食事やメニュー、サプリメントにこだわってもいいことはない。

大事なものは・・・昭和的な言い方になりますが「根性」や「やりきる力」です。

この時期は、どんなメシを食べても、どんなトレーニングをしても、オールアウトさえできれば筋肉は勝手に成長していく。そういう段階です。

もし、ベンチプレス１００kgが上がらず停滞しているなら、それは自分の全開を出し切れていないと言い切ってしまっていいでしょう。

とはいえ、オールアウトすることが一番むずかしいというのは、僕自身よくわかっています。

なので、ここからは「追い込む方法」に絞って、ベンチプレス１００ｋｇを上げる方法を紹介していきます。

１　周りのスタンダードが高い環境に身を置く

僕はアメフト部に所属していましたが、そこでは全員がベンチプレス１００ｋｇをあげて当たり前という空気が流れ、１４０～１５０ｋｇを挙げる人も珍しくありませんでした。

こういう環境に身をおくと、ベンチプレス１００ｋｇという数字は特別でもなんでもなくなります。つまり「自分にはベンチプレス１００ｋｇなんて挙げられるわけがない」という心理的抵抗が全くなくなります。

この差は大きかったですね・・・　ベンチプレスなんて上がって当たり前、というマインドになれば、一刻も早くビハインドから脱出するためにがんばります。

なので、今から筋トレを始める人は、できるだけ強い人が多いジムで筋トレを始めることが、ベンチプレスを最短であげる近道になるでしょう（ゴールドジムとかね）

逆に言えば、おじいちゃんおばあちゃんがいっぱい！みたいなジムだと、なかなか筋トレの数値も伸びないんじゃないかなー

２　強制的な目標設定

所属するアメフト部では、月ごとにベンチプレスの目標数値が課されていました。

それを超えるとボーナスがあるし、超えなければ詰められる文化がありました。

目標があれば人はがんばります。　月ごとに定められた目標をなんとかして達成するために、逆算してトレーニングするし、自分で自分を追い込むようになります。

勉強でも仕事でもなんでも同じだと思いますが、締切を作ったほうが人は強いってことですよね。

ベンチプレス１００ｋｇ絶対上げる！って、Twitterでもブログでもなんでもいいんで宣言しちゃえば絶対に筋トレは加速するんじゃないかなって思います。

３　仲間を作る

筋トレは精神的にも肉体的にもきつい孤独な戦いです。切磋琢磨できる仲間を作りましょう。

同程度の筋力を持つ仲間を見つけ、ベンチプレス１００ｋｇどっちが先に挙げられるか競いましょう。　なにか賭けたりしてもいいかもしれません。

筋トレは具体的な数値が出るため、特に競争と相性が良いです。　また、仲間を作ることでさぼらなくなりますしね。　情報交換にも役立ちます。　上記で述べたようにTwitterなりで筋トレを宣言すれば勝手に仲間が寄ってくるので（トレーニーは異常に仲間意識が強い）ついでに仲間を作っちゃいましょう。

できれば、作った仲間と同じジムに行ければなおいいですね。二人一組でトレーニングをすることで、めちゃくちゃ追い込めます。　声での応援があるだけで、２レップ、３レップは違ってきますよ！

潰れてからも、仲間がいれば補助ありで更に追い込むことができますしね（フォースドレップといいます）

僕が筋トレするときも、基本的にベンチプレスやスクワットなどの大筋群は二人一組で鍛えていました。

もし仲間がいなければ、パーソナルトレーナーを雇ってもいいかもしれませんね。個人的にパーソナルトレーナーは、補助でどれだけ自身を追い込んでくれるかで価値が決まってくるとおもっているので、厳しそうな人を選びましょう。

まとめ

いろいろ言いましたが、結局は　Just Do It！でありそれ以上でもそれ以下でもない。

メニューやサプリなどに悩むのはベンチプレス１００ｋｇをあげてからにしましょう。それまではひたすら自分を追い込む。それにのみ情熱を傾けましょう。

ただ、追い込め！っていうだけでは追い込めない。それは当たり前なので、自分にあった追い込み方に関してはロジカルに考えましょう（期限を定めてもいいし、仲間を作ってもいい）

・・・ベンチプレス１００ｋｇ上がったら嬉しいですよ。　

ドラクエに例えるとはがねのつるぎを装備できるあたりがベンチプレス１００ｋｇです。

ポケモンでいうならリザードがリザードンに進化できるあたりでしょうか。

がんばりましょー。

参考　自分がベンチプレス１００ｋｇを上げた期間・メニュー・食事・サプリ

一応参考までに載せておきます。これを見ればいかに適当にやってもベンチプレス１００ｋｇをあげられるかがわかるとおもいます笑

期間：３ヶ月

始めたて：６０ｋｇ

１ヶ月後：８０ｋｇ

２ヶ月後：９０ｋｇ

３ヶ月後：１００ｋｇ×2

メニュー

一週間に２~３回のトレーニング。上半身の日と下半身の日を交互にやっていた。

上半身の日のトレーニング

ベンチプレス　アームカール　シュラッグ　トライセプス　ラットプルダウン　ショルダープレス

など、王道のメニューをすべて１０回×３セット。　１日にやるメニュー数は５～６個

下半身の日のトレーニング

スクワット　レッグカール　レッグエクステンション　カーフレイズなど、これまた王道メニューを５~６個

バランスよく鍛えていました（逆に言うと何も考えていない）

食事・サプリメント

何でも食べた（ジャンクフードやカップ麺含め本当に何でも）

サプリは朝とトレ後、寝る前のプロテインのみ。

マクロ栄養素には全く気を配らなかったが、タンパク質を体重の２倍以上取ることだけは気をつけた

・・・見れば見るほど過去の自分はクソみたいなトレーニングをしていましたが、逆に言うとこれだけでもベンチプレス１００ｋｇが挙げられるといういい例なんじゃないでしょうか。

繰り返しになりますが、ベンチプレス１００ｋｇ挙げられない段階では小手先のテクニックに頼るべきではありません。

大事なことは「追い込む」こと。そのために自分にあった追い込み方を見つけること。それは高いスタンダードの環境に身をおくことだったり、ゴールを設定することだったり、仲間を作ることだったりする。　ということです。

↑刃牙の最弱キャラですらベンチプレス２７０kgってやっぱおかしいよね。